天井の染みを数えているだけで、済むから。
そんな言葉が頭をよぎった。
おそらく、タイはバンコクに来て、最初に経験するであろうエロマッサージ屋といえばここであろう。
安くてお手軽。
本当に簡単に始まって終わるという感じである。
ただ、一つ。
シャワー室が遠い。
腰にタオルを巻き、屈辱ながらに廊下を通り、時には階段を降り、そして汗で汚れた体を洗う。
まさに、汚物扱いである。
何より屈辱であるのが、ここの嬢、屈辱を与えているという自覚がないというところである。
屈辱もまた楽し、とはあるが、それはお互いのつるべの心情の作用があって、それが成り立つ。
しかし、ここの嬢はまさに淡々とし、この汚らしいシャワー室を汚いと思わず、裸で廊下を歩かせるのも平然としているというわけである。
多少なりとも嬢に下心、蔑み、嘲笑があるならば、あってくれたならば。
そういうお店なのだ。
価格だけで選ぶんのであれば、ここになる。
初心者としては、文化の違いを体験するにもってこい。
ただ、ここで満足するようであれば、バンコクに来るべきではない。
小生は夏の日差しの中、そう思うわけである。
記載:2013/07/29


















